秋山での遭難者の救助にあたる富山県警山岳警備隊の訓練が12日始まり、上市警察署で出発式が行われました。
出発式には、訓練に参加する山岳警備隊員など26人が出席し、県警本部の布一幸雄地域部長が「日本一の称号に相応しい最強の部隊として、厳しい訓練に臨んでほしい」と訓示しました。
隊員は12日から9日間の日程で、剱岳や薬師岳、黒部峡谷など北アルプス一帯での危険箇所の確認やロープを使った搬送訓練などを行います。
今年入って、隊員は73件の遭難救助にあたっていて、警備隊は寒暖差が激しくなる秋山では十分な防寒対策をするよう登山者に呼びかけています。
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