レクサスが公開した「LF-30」（23日、東京都江東区）
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は23日、東京モーターショーで電気自動車（EV）のコンセプト車「LF-30 エレクトリファイド」を発表した。2025年には全車種にハイブリッド車（HV）やプラグインハイブリッド車（PHV）、EVなどの電動車を用意し、電動車の販売比率がガソリンエンジンだけで動く車両の比率を上回ることを目標とする戦略も発表した。
EVコンセプト車は東京モーターショーにあわせて初めて披露した。レクサスインターナショナルの沢良宏プレジデントは発表会で「EVに期待される先進イメージを具体化し、コネクティビティー（つながる車）といった先進技術も織り込みながら独自のデザインを作り上げた」と説明した。
性能面では、電動で緻密にモーターを制御し、従来のガソリン車では難しい自由度の高い駆動制御を想定した。4輪すべてに駆動モーターを搭載した。
トヨタは25年ごろまでに、世界で全車種にEVやHVなどの電動モデルを設ける方針を示してきた。高級ブランド「レクサス」でも電動車の比率を引き上げる見通しだ。
2019-10-23 04:15:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51284320T21C19A0000000/
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