Friday, August 4, 2023

米当局、アマゾンの労働安全性の問題で罰金勧告 - ロイター (Reuters Japan)

米当局は、米アマゾン・ドット・コムが倉庫労働者に対して過剰な割り当てを課し、負傷者に適切な治療を提供せずに危険な状況にさらしている問題を指摘した。7月11日、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Soren Larson/File Photo)

[4日 ロイター] - 米労働省の労働安全衛生局(OSHA)は3日、米アマゾン・ドット・コムが倉庫労働者に対して過剰な割り当てを課し、負傷者に適切な治療を提供せずに危険な状況にさらしている問題を指摘した。その上で、1万5625ドルの罰金を支払わせることを勧告。米国の法律で認められている最高額となり、アマゾンは15日以内に罰金を支払うか、審査会に不服を申し立てることになる。

アマゾンはこれまでに他の倉庫も含めて労働安全性の問題を他にも指摘されている。

OSHAは、アマゾンのニュージャージー州ローガン・タウンシップの倉庫で働く労働者が身体的ストレスに苦しみ、筋肉の疾患や首・背中の傷害につながっていると指摘。さらにアマゾンは負傷者に適切な治療を受けさせることを怠ったと言及した。

今年1月以来、OSHAはアマゾンが全米の複数の倉庫で労働者を危険な状況にさらしたり、労働関連の傷害を記録しなかったりしたとして約15万ドルの罰金を科している。

これとは別に労働者擁護団体が今月3日、ミズーリ州セントルイス近郊にあるアマゾンの倉庫の従業員を代表してOSHAに苦情を申し立てたと発表した。アマゾンが安全でない過剰な作業を課し、社内の医療担当スタッフから不当な扱いを受けていると主張している。

4日のコメント要請に対してアマゾンはすぐには応じなかった。

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