腰から足がしびれて痛む……。シニアに多くみられるのが座骨神経痛です。座骨神経痛とは、腰からつま先へと伸びている座骨神経がさまざまな原因によって、圧迫されることによって痛んだり、しびれが現れる症状をいいます。おおむねお尻から下肢の後ろ側全体に、鋭い痛み、しびれ、強い張りなどが起こりますが、太ももの後ろ側、ふくらはぎなど1カ所だけに強く感じられる場合もあります。
原因の多くは、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊椎炎、脊椎骨折、腰部の腫瘍といった腰部や脊椎の疾患です。とくにシニアの場合は、老化によって脊柱管が狭くなる腰部脊柱管狭窄症から座骨神経痛が現れるケースが多くなります。
悪化すると慢性化し、歩行や日々の行動にも支障を引き起こします。病院での適切な治療も必要ですが、食養生で体の中からもケアに努めましょう。
中医学において座骨神経痛は体力や臓器の働きが低下して、外界から「邪気」(病気を引き起こす原因)が入りこみ、人間のエネルギー源である気や、血の流れが阻害されて起こる「痺症」と考えます。座骨神経痛は過剰な湿気である「湿邪」が原因となるケースが多く、水分代謝をアップして体内の余分な水分を排出する食材を取り入れることが改善のポイントになってきます。
からの記事と詳細 ( 【ハトムギ】過剰な湿気「湿邪」を排出して座骨神経痛を改善 ... - 日刊ゲンダイヘルスケア )
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