Tuesday, August 29, 2023

Phoenix Technologies 製 Windows カーネルドライバーに IOCTL ... - ScanNetSecurity

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月28日、Phoenix Technologies製WindowsカーネルドライバーにおけるIOCTLに対する不十分なアクセス制御の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。VMwareの春山敬宏氏が報告を行っている。

 Phoenix Technologies Inc.が提供するWindowsカーネルドライバーの一部には、IOCTLに対する不十分なアクセス制御の脆弱性が存在し、管理者権限を持たないユーザが特定のIOCTLリクエストを送付することで、任意のハードウェアポートや物理アドレスに対するI/Oが可能となり、結果としてファームウェアの消去や改ざんをされる可能性がある。

 本脆弱性は、報告者によってドライバファイル「TdkLib64.sys」で確認されており、Phoenix Technologies Inc.は2023年6月に、影響を受ける可能性のあるユーザに本脆弱性の対策済みドライバーを提供している。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( Phoenix Technologies 製 Windows カーネルドライバーに IOCTL ... - ScanNetSecurity )
https://ift.tt/ykaYIMB
Share:

0 Comments:

Post a Comment