佐賀県で初めてとなる夜間中学校が来年春に開校するのを前に、入学を希望する人などを対象にした初めての学校説明会が佐賀市で開かれました。
佐賀県は、さまざまな事情で十分な教育を受けられなかった人などが学ぶ県内初の夜間中学「佐賀県立彩志学舎中学校」を来年4月、佐賀市にある佐賀北高校の通信制校舎に設ける予定です。
この校舎で19日、入学を希望する人や関心がある人を対象に県が説明会を開き、およそ20人が参加しました。
この中で、森忠親校長は夜間中学では国語や数学、保健体育などあわせて9つの教科を学ぶことや中学校の卒業資格を得られること、授業料は無料で、教科書も無償であることなどを説明しました。
このあと社会と数学の体験授業も行われ、参加者たちはどちらか関心のある授業を選んで、それぞれ問題に取り組んでいました。
参加者のうち、4年前に日本に来たという19歳のイスラエル人の男性は「入学が楽しみです。日本語でいろいろなことをたくさん勉強して、みんなを助ける仕事ができるようにがんばります」と話していました。
森校長は「今後も説明会にぜひ足を運んでいただき、授業の一端を体験して学校のイメージを持ってほしいです」と話していました。
説明会は今月26日と、ことし10月末にも行われる予定で、県は、入学希望の申請書をことし11月から受け付けることにしています。
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