ウェアラブル端末市場でグーグルとアップルが正面衝突、あるいは”再決戦”する可能性が出てきた。
Sundry Photography/Shutterstock.com
グーグル(Google)がウェアラブル端末での雪辱を期し、2022年市場投入を目指してスマートウォッチの開発に取り組んでいる。
Insiderが確認した内部文書に加え、複数の従業員(あるいは元従業員)の証言によれば、開発中の端末はコードネーム「ロハン(Rohan)」の名で呼ばれ、最新のスマートウォッチ向けソフトウェアが組み込まれることになる。
これまでグーグルは、韓国サムスンなどパートナー企業向けにソフトウェアを提供する手法を選択し、自社製デバイスには手を出してこなかった。
今回、グーグルのスマートウォッチ市場投入が実現すれば、「アップルウォッチ(Apple Watch)」の成功で市場の主導権を握るアップルとの正面衝突は避けられない。
Insiderが直接確認したデザインイラストおよび関係する従業員の証言を総合すると、グーグルのスマートウォッチはアップルとは異なり、形状は丸みを帯び、物理回転ベゼルはついていない。一方、アップル同様にヘルスケア・フィットネス関連の数値を測定できる。
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