兵庫県明石市で陥没した砂浜に埋まって当時4歳だった女の子が亡くなった事故から30日で20年になり、明石市長らが現場を訪れて献花し、静かに手を合わせました。
平成13年12月30日、明石市の「大蔵海岸」で当時4歳だった金月美帆ちゃんが、突然、陥没した人工の砂浜に埋まり、5か月後に亡くなりました。
事故から20年となった30日、砂浜を管理する明石市の泉房穂市長や幹部職員らが現場を訪れ、献花台に花を手向けたあと、砂浜にひざをついて静かに手を合わせていました。
事故は堤防の下に設けられたゴム製のシートに亀裂が入り、砂が海に流出して崩れたことが原因で、現場の海岸では同じような陥没が事故の前から相次いでいたのに十分な対策を取らなかったとして市の担当者など4人が業務上過失致死の罪に問われ、全員の有罪が確定しています。
事故のあとに市役所に入った職員はことし全体の半数を超え、明石市は新入職員への研修を現場で行い、事故の風化を防ぎたいとしています。
泉市長は「市民の命や安全を守るという行政の責任をしっかり果たすと改めて誓いました。マニュアルに従うだけではなく職員一人ひとりが強い自覚を持って日々の仕事に取り組むことが大切だ」と話していました。
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