Tuesday, October 1, 2019

消費税10%後のキャッシュレス決済を検証、今週のコンビニコード払いはd払い→楽天ペイ→Origami Payの順 - TechCrunch Japan

消費税10%後のキャッシュレス決済を検証、今週のコンビニコード払いはd払い→楽天ペイ→Origami Payの順 - TechCrunch Japan

本日から消費税が10%になった。食料品などは軽減税率が適用されて8%となるが、イートインスペースの飲食の場合は10%、カード付きのポテトチップスなどオモチャ付きお菓子の一部(オモチャの原価が高く、お菓子付きオモチャとなる場合)は軽減税率が適用されず10%になるなど、歯ごたえのある難易度だ。

飲食店では軽減税率ではなく、中小は5%、チェーン店は2%のキャッシュレス還元となる。還元率が気になる場合は入店前にキャシュレスのポスターの掲示を確認するか、店舗スタッフに聞いてみるといいだろう。

ここではコンビニエンスストアとスーパーでコード決済やクレジットカード決済を利用した場合に実際にどのように還元されるのかを調べた。コンビニエンスストアに限って言えば今週は、d払い→楽天ペイ→Origami Pay→PayPay→LINE Pay、メルペイの順に使えばいい。なお消費税10%関連の記事については、決済方法や時期によってまとめているので、詳しくは関連記事を参照してほしい。

コンビニでのd払いなら即時2%+あとから20%

コンビニエンスストアの多くはフランチャイズ店なので、軽減税率のほかキャッシュレス決済によって2%の還元が受けられる。キャットフード(猫スープまぐろ・ホタテだし、猫ごはんささみ・しらす入り、猫おやつかつおカリカリスナック)は軽減税率が適用されず消費税は10%。決済金額は401円(消費税36円)で、ここからキャッシュレス還元の2%にあたる8円が割り引かれて393円になる。

d払いで支払うととりあえず1ポイントが還元されるが、現在は20%還元キャンペーンを実施中なので、後から20%の還元が受けられる。なお20%還元を受けるには事前エントリーが必要なので忘れずに。

コンビニでの楽天ペイ払いなら即時2%+あとから3%還元

コンビニエンスストアの多くはフランチャイズ店なので、軽減税率のほかキャッシュレス決済によって2%の還元が受けられる。おにぎり(ザクっとラー油)とホットスナック(ハッシュドポテト)のテイクアウトは軽減税率対象なので8%、アルコール(晴耕雨読ハイボール)は10%の消費税がかかる。合計の決済金額は416円(消費税34円)で決済時に2%にあたる8円が還元される。

楽天ペイでは、0%、2%、5%の店舗を問わず一律5%の還元となるので、コンビニエンスストアの場合は残り3%が楽天ポイントとして後日付与される。図では1%しかついていないが実際はプラス2%、合計3%が付与される。なお5%還元を受けるには事前エントリーが必要なので忘れずに。

コンビニでのOrigami Pay払いなら即時2%+即時1~3%

コンビニエンスストアの多くはフランチャイズ店なので、軽減税率のほかキャッシュレス決済によって2%の還元が受けられる。カップラーメン(日清どん兵衛ラーそば)とおにぎり(チキンラーメン風おにぎり)をテイクアウトすると軽減税率の対象となり消費税は8%。決済金額は318円(消費税23円)で、ここからキャッシュレス還元の2%にあたる6円が割り引かれて312円になる。

Origami Payでは即時の割引が適用されるため、実際にOrigamiから引き落とされる金額は309円だった。今回はOrigami Payとクレジットカードを紐付けての決済だったため、Origamiの還元は1%。Origami Payと連携できる金融機関の口座からの決済であれば3%、つまり9円程度が即時割引となる。実質その場で値引きとなるのはOrigami Payだけだ。

コンビニでのPayPay払いなら軽減税率+即時2%+あとから1.5%還元


コンビニエンスストアの多くはフランチャイズ店なので、軽減税率のほかキャッシュレス決済によって2%の還元が受けられる。このレシートでは、コーヒー豆を購入しているので軽減税率で消費税が8%、キャッシュレスの2%を合わせると合計で4%相当の還元だ。
さらにPayPayにより1.5%相当、6円の還元があるので実質416円で購入できる。

コンビニでのLINE Pay払いなら即時2%+あとから0.5〜2%

調味料(セレクトつゆ濃縮3倍)と飲料水(ウィルキンソンタンサングレープフルーツ)のテイクアウトは軽減税率の対象なので消費税は8%。決済金額は276円(消費税20円)で、ここからキャッシュレス還元の2%にあたる5円が割り引かれて271円になる。

現在LINE Payはキャンペーンを実施していないので、マイカラーによる還元のみが後日付与される。私の場合はマイカラーがホワイトなので0.5%の還元、つまり1円相当だ。

コンビニでのメルペイ払いなら即時2%

キャットフード(焼かつおまぐろ節味、三つ星グルメまぐろ)は軽減税率が適用されないので消費税は10%。決済金額は221円(消費税20円)で、ここからキャッシュレス還元の2%にあたる4円が割り引かれて217円になる。

メルペイでは現在コンビニエンスストア向けのキャンペーンを実施していないので、追加の還元はない。もちろん、すでに取得したメルペイポイント(図では100ポイント)を使った決済は可能だ。

キャッシュレス還元のない店舗でのクレカ払いなら軽減税率のみの還元

キャッシュレス対象店舗ではないスーパーの場合、(キャンペーンが実施されていない)クレジットカードで支払ったとしても追加の還元はない。ただし、弁当(油淋鶏弁当)や惣菜(一口豚ロース串カツ)などをテイクアウトする場合は、軽減税率で消費税が8%に下がる。アルコール(レモンアワーとウィルキンソンハイボール)は10%だ。

キャッシュレス還元のない店舗でのPayPay払いなら軽減税率+1.5%還元

キャッシュレス対象店舗ではないスーパーの場合、PayPayで支払うと軽減税率のほかに1.5%の還元となる。左のレシートは、猫砂(紙製猫砂せっけんの香り)を買ったので消費税10%。右のレシートではもやしとレタスは軽減税率で8%、おもちゃ付きお菓子(つなごうプラレール)とアルコール(瞬間レモン6%)は10%だ。PayPayが実施中のキャンペーンはキャッシュレス対応店舗ならどこでも最大10%還元されるわけでなく、PayPayの10%還元キャンペーンのポスターを掲示している店舗のみだ。残念ながらスーパーマーケットなどは対象外のことが多い。


前述のように大規模事業者のスーパーマーケットではキャッシュレス還元を受けられないが、PayPayなら左図のように1.5%の独自還元を受けられる。また、右図のように25回の1回の確率で100円相当、100回に1回の確率で1000円相当があたるクジ「PayPayチャンス」も付与される。

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2019-10-01 08:30:06Z
https://jp.techcrunch.com/2019/10/01/消費税10%後のキャッシュレス決済を検証、コンビ/

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