[ワシントン 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は12日、米国が今年、リセッション(景気後退)を回避し経済のソフトランディング(軟着陸)を達成できることを示す兆候が拡大していると述べた。
インフレ抑制のための金利引き上げにもかかわらず米国の労働市場は依然底堅く、消費者の需要もなお強いと記者会見で指摘。物価に上昇圧力をかけてきた過剰な物品購入からサービス需要への健全なシフトが進み、経済の成長源がより多様化していると述べた。
こうした状況は「米国が景気後退入りを回避する見通しという一定の論拠を与える」とし、「定義上の景気後退に陥ったとしても、非常に緩やかな後退になるだろう」と述べた。
景気後退の判断は通常、激しい議論の対象になるが、自身は米国について軟着陸のシナリオに傾いているとした。
IMFは昨年10月、2023年の米成長率を1.0%と予測した。今月中に最新の見通しを示す予定。世界銀行は今週、23年の米成長率予測を0.5%とした。
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