[9日 ロイター] - カナダのスポーツ衣料大手ルルレモン・アスレティカは9日、年末商戦の時期を含む第4・四半期の粗利益率見通しを従来の10─20ベーシスポイント(bp)増加から90─110bp減少に下方修正した。
米国における根強いインフレや景気後退(リセッション)懸念を背景に消費者が必需品以外の支出を圧縮し、衣料品メーカーは大幅な値引きを余儀なくされている。ルルレモンのような高価格帯製品の企業は昨年の大半の時期の業績が比較的堅調を維持したものの、同社の第3・四半期末在庫は85%も急増し、富裕な顧客でさえ消費を抑えている様子が明らかになった。
ジェフリーズのアナリスト、ランダル・コニック氏は「この先前年同期との比較で(業績が)厳しく見えることや利益率のピークアウト、高水準の在庫、競争激化といった要素が暗い影を落とすことになる」と述べ、過剰な在庫を減らすためにさらなる値引きを求められることが利益率を圧迫する公算が大きいと付け加えた。
ルルレモンは第4・四半期純売上高見通しについて従来の26億1000万─26億6000万ドルを26億6000万ドル─27億ドルに引き上げた。
第4・四半期1株利益見通しは4.20─4.30ドルから4.22─4.27ドルとレンジの幅を縮小した。
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