Sunday, January 8, 2023

トラブル事例から学ぶ !取引先に喜ばれる法人営業【第7回】補助金が ... - ZUU online

G社は飲食店を数店舗運営している地域密着型の企業である。地元食材を活用したユニークなメニュー開発で人気を得ていたが、コロナ禍の影響により売上は急減した。最近は徐々に客足が戻りつつあるものの、コロナ禍前には程遠い状況が続いている。そこでG社の社長はテイクアウト事業を始めることを検討していた。

G社のメインバンクである近代銀行の落第さんは、社長に対して事業再構築補助金の活用によるテイクアウト事業への進出を促した。補助金申請に際しては、手数料はかかるものの近代銀行が全面的に支援し、つなぎ資金についても近代銀行が融資対応するとの内容である。

社長は、近代銀行が申請支援をしてくれるなら大丈夫だろうと考え、落第さんの提案を受け入れた。そして、事業開始に向け既存店舗の改装や新たな商材仕入れなどの話を関係先と進めていた。

ところが数カ月後、G社は補助金の審査が通らなかったと連絡を受けた。社長は納得いかず金融機関に怒鳴り込んだのである。

相手が納得するまで事前に説明しよう

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