仙台放送
再稼働に向けた手続きが進む東北電力の女川原子力発電所2号機について、市民グループなどは2月19日、検討委員会で十分な議論を尽くすよう県に要望書を提出しました。
要望書を提出したのは、「脱原発をめざす宮城県議の会」をはじめ、再稼働に反対する17の市民団体の代表です。
要望書では、2月7日に開かれた県の安全性検討会で、格納容器の破損という重大事故を想定した対策について審議されたものの、問題点の掘り下げが十分行われなかったとして、慎重な検討を求めています。
市民団体の代表
「委員同士の議論を受けて検討して、専門家としての審査結果を出してほしい」
原子力規制委員会は、去年11月、女川原発2号機の再稼働に向けた安全性の審査について「事実上の合格」をすでに示していて、市民団体は「合格」の取り消しについても、県に求めるよう要望しています。
仙台放送
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