[キーウ 5日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は5日、ウクライナはロシアに対する反転攻勢を開始するのに十分な兵器を保有しているとし、この反転攻勢によりウクライナは北大西洋条約機構(NATO)加盟に必要な勝利を得ることができると述べた。
クレバ外相は首都キーウ(キエフ)でロイターのインタビューに応じ、ウクライナが表明した目標が達成されるまで、同盟国による兵器供給が継続されると確信していると述べた。また、ウクライナのNATO加盟は戦争終了後でなければ実現しない可能性が高いとの考えを示した。
ロシアに対する反転攻勢はすでに始まったかとの質問に対しては直接回答せず、最も重要なのはいつ始まるかではなく、ウクライナの勝利に終わるかどうかだと指摘。ウクライナの次の大きな目標はNATO加盟だとし「NATO加盟でこの戦争を終了させることはできないが、将来的な戦争を食い止めることはできる。このため、ウクライナがNATOに加盟することがこの地域の安全確保に向けた最善策となる」と語った。
ウクライナは反転攻勢を開始するのに十分な兵器を確保しているが、その取り組みを継続するには同盟国からの継続的な兵器の供給が必要だと主張。ウクライナが目標を達成するまで同盟国が供給を継続すると確信しているが、生産能力に関する困難に直面する可能性があることは認識していると説明した。
その上で「ウクライナのためだけでなく、自国のためにも同盟国は兵器の生産を増やすことが重要だ」と述べた。
サウジアラビアが最近発表した原油の減産について、主要産油国であるロシアを支援することになると警戒しているかとの質問に対しては、サウジの決定は様々な要因に影響を受けているが、ロシアにより多くの資金が流れるような動きは歓迎しないと述べた。
*動画を付けて再送します。
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