映画「タイタニック」の主演で知られる俳優のレオナルド・ディカプリオ氏が「中国漁船による過剰な漁獲」を批判し中国ネット民の怒りを招いているとする記事が、中国のニュースサイトの観察者網に掲載された。
映画「タイタニック」の主演で知られる俳優のレオナルド・ディカプリオ氏が「中国漁船による過剰な漁獲」を批判し中国ネット民の怒りを招いているとする記事が、中国のニュースサイトの観察者網に掲載された。
記事によると、ディカプリオ氏は先月29日までに自身のツイッターアカウントを更新し、「中国は過去20年間に遠洋漁業船隊を数千隻にまで増強し、その結果として近海の魚類を枯渇させたのに、彼らの漁師は世界各地の他の海に出航して遠洋漁業を続けている」と投稿した。
記事は「この不可解な批判は、当然のことながら国内の多くのネット民の怒りを引き起こした」と指摘。その一例として、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で多くのフォロワーを抱えるある人物が「中国の遠洋漁業漁獲量は世界一で、世界の漁獲量のほぼ半分を占めているが、その6割は欧米向けに販売しているものだ。加えて、中国の全体的な海洋漁獲量は年平均8%のスピードで減少しているのに対し、世界の漁獲量は4%のスピードで増加している。遠洋漁業量が中国の総水産量に占める割合は3%にすぎない。中国は世界の水産養殖生産量の60%に貢献し、世界の輸出市場における(中国の)シェアは25%で、国外の野生魚類捕獲への依存を顕著に減少させている」とコメントしたことを取り上げた。(翻訳・編集/柳川)
The past two decades have seen China build its deep-sea fishing fleet into the thousands, resulting in China depleting its own stock of fish in oceans closest to them. In turn, their fishermen have sailed to other oceans across the world to continue deep-sea fishing.
— Leonardo DiCaprio (@LeoDiCaprio) September 28, 2022
からの記事と詳細 ( ディカプリオ氏が中国漁船の過剰な漁獲を批判=「中国ネット民の怒り招く」と中国メディア - Record China )
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