TBSラジオで月~金曜午後10時~11時55分に放送中の「アシタノカレッジ」。
10月7日の放送回では、五百旗頭幸男さんをお迎えしました。
五百旗頭さんは、2020年に富山市議会の不正を追い続けた映画『はりぼて』を砂沢智史さんと共に監督しました。
そしてこの度、去年発表したドキュメンタリー番組「裸のムラ」と「日本国男村」をもとに制作した映画「裸のムラ」が公開されます!
五百旗頭さんがこの映画で描こうと思ったのは、取材している上で感じた「空気」や気配。
五百旗頭さん曰く、「当時未知のウイルスがやって来たときに、人間とか社会の本質がむきだしになっているなというのをすごく感じてて、それって目に見えないけど、でも明らかに空気として存在するものを映像化したいというのがあった」そうです。
そこからスタートし、男性中心の村社会を描こうとしていく中で、被写体が決まっていきました。
今回の映画で象徴的なシーンは、知事が登壇する前に、お茶の瓶と上に乗せたコップに指紋1つ付けないように整える女性の姿。
「その瓶の中には氷が入っていて水滴が永遠に出る。それにも関わらず、その無意味なような動作をほぼ思考停止状態でずっと丁寧にやっているところに、長期けん制で脈々と受け継がれてきた過剰な忖度を感じた」そうです。
それは不気味な映像で、五百旗頭さんが抱いた違和感の象徴的な場面になっています。
他にも「綿密に取材して嫌われた」、「男性中心の村社会」、地方局とキー局で報道することの違いなどについてお聞きしました。
五百旗頭さんの作品『裸のムラ』は10月8日(土)より、[東京]ポレポレ東中野、[石川]シネモンドほか全国公開!
番組では、みなさんからのメッセージをお待ちしています!
◇メール:ashitano@tbs.co.jp
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