1983年に任天堂からファミリーコンピュータが発売され、ゲーム機は爆発的に進化。昨年11月には第9世代となるPlayStasion5がいよいよ発売となったが、グラフィックはもとより、ハードの洗練されたデザイン性もまた、家庭用ゲーム機の注目ポイントだ。見た目のワクワク感が高まれば、起動する行為ひとつでさえ楽しみになる。 ■【ランキング結果】「デザインがかわいいと思う携帯ゲーム機」1位から10位■ PS5のように据え置き型ハードに「かっこよく」「美しい」デザインが求められる一方で、特に携帯型ゲーム機においては「かわいらしさ」「持ちやすさ」も重要視され、外出先でプレイするとき自慢したくなるようなデザインのゲーム機がこれまでいくつも誕生してきた。そこで今回は、10代から40代の男女300名を対象に、国内で発売された歴代のゲーム機の写真を見てもらい、所持・未所持を問わず「デザインが一番かわいいと思う携帯ゲーム機」についてアンケートを実施。さっそくその結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■圧倒的小ささでも名作ぞろい「ゲームボーイミクロ」
全体の11.3%の票を集め、第3位にランクインしたのはゲームボーイミクロだ。ゲームボーイミクロはゲームボーイアドバンスの派生機で、『スーパーマリオブラザーズ』の20周年となる2005年9月13日に発売。アドバンスを小型化した、次世代機として登場したわけではないゲーム機だが、それにもかかわらず第3位にランクインしたのは、カラーバリエーションの豊富さと圧倒的な小ささが特徴だからだろう。 カラーバリエーションは、発売当初から5色で展開。シルバーとブラック、ブルー、パープル、そしてファミコンのコントローラーをモチーフとしたファミコンバージョンだ。カラーでいえばファミコンバージョンがダントツで人気があり、今回のアンケートにも、「ファミコンカラーがかわいいと思います」(23歳・女性)、「ファミコンカラーはかわいい、欲しい」(33歳・女性)などの意見が寄せられた。 小さくてかわいいという評価もあった。そのサイズは横101ミリ×縦50ミリ×厚さ17.2ミリという小ささ。縦横のサイズは、一般的な名刺のサイズとあまり変わらないから衝撃的だ。現行機種のNintendo Switchと比較してみても、サイズの違いは明らか。Nintendo Switchのサイズは横239ミリ×縦102ミリ×厚さ13.9ミリなので、面積としてはゲームボーイミクロの約4倍となる。アンケートには、「小さくて持っていたくなるデザイン」(35歳・男性)、「ポケットに入れて持ち歩きたいデザイン」(49歳・女性)といった小ささや持ちやすさを評価するコメントも多かった。 『ポケモン』、『マリオ』、『カービィ』、『ファイアーエムブレム』など任天堂の定番シリーズのほか、カプコンの『逆転裁判』などアドバンス用ソフトとしてスタートした名作も。かわいくて持ちやすいだけじゃない、ゲームの魅力をあらためて味わいたいところだ。
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