Tuesday, June 23, 2020

EU、当面は米国からの渡航禁止継続 不十分なコロナ対策で - Newsweekjapan

欧州連合(EU)諸国は7月から域外からの渡航制限を段階的に解除する予定だが、米国からの渡航禁止措置は当面維持する可能性がある。米紙ニューヨーク・タイムズが23日、渡航制限解除に向けた草案の内容を報じた。

米政府による新型コロナウイルス流行への対応が十分でないことが理由という。米国は新型コロナ感染者および死者数が世界最多となっているほか、経済再開に伴い新規感染者も増加しており、渡航制限解除に当たってはブラジルやロシアと同じ区分に分類されているという。

欧州委員会は今月、EU域外からの渡航を7月から段階的に解禁する必要があるとし、国別の対応策の一覧表を作成する方針を表明。感染状況がEU平均と同等に制御されていること、抑制策が実施されていること、EU域内からの渡航を受け入れる用意があることの3点を条件に解禁を決定するとした。

EU高官はロイターに対し「制限解除に向けた要件リストであって、解除する国のリストは用意していない」と語った。

別の高官は、10万人当たりの感染率を制限解除の要件にする案が検討されているが、基準値などを巡り合意には至っていないとした。

EU諸国は24日に要件を巡り協議するが、合意するかは不透明だという。

ホワイトハウスからはコメントを得られていない。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【関連記事】
・スウェーデンが「集団免疫戦略」を後悔? 感染率、死亡率で世界最悪レベル
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・東京都、新型コロナウイルス新規感染31人を確認 6日連続で20人超え
・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.


20200630issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年6月30日号(6月23日発売)は「中国マスク外交」特集。アメリカの隙を突いて世界で影響力を拡大。コロナ危機で焼け太りする中国の勝算と誤算は? 世界秩序の転換点になるのか?

Let's block ads! (Why?)



"十分な" - Google ニュース
June 24, 2020 at 07:35AM
https://ift.tt/3hV8dmj

EU、当面は米国からの渡航禁止継続 不十分なコロナ対策で - Newsweekjapan
"十分な" - Google ニュース
https://ift.tt/37ptJZX
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment