Wednesday, June 24, 2020

『エコ活』まず買い物から!レジ袋の有料化...「ポイ捨て減る」 - 福島民友

 7月1日にスタートするレジ袋有料化。プラスチックは軽くて丈夫、便利な素材だが海洋汚染の一つの要因にもなっている。専門家は「身近なコンビニなどのレジ袋が有料になることで、(環境問題に対して)当事者という感覚が醸成される」と、環境意識の高まりに期待する。

 「無料だったから使っていた。ごみの量が減ると思う」と福島市の80代女性。いわき市の50代女性は「有料化でエコバッグを使う人が増えればポイ捨ても減る」と話した。会津若松市の会社員早川則正さん(44)は「過剰な包装を減らすことができるなど良い点もあるが、抜本的な解決にはならない」とし、「本気で環境問題を考えるなら、有料化ではなく禁止にするべきではないか」と指摘する。

 県内の多くのスーパーはすでに有料化を導入、大きさによって1袋2~5円となっており、大きいサイズは15円のものもある。現在は無料のコンビニ大手も、7月1日には3円程度でスタートする。

 ヨークベニマル(郡山市)は、もともと有料としているレジ袋に加え、現在は無料のオードブル用の袋やビニールの風呂敷も有料とする。リオン・ドールコーポレーション(会津若松市)は、環境負荷の低い植物由来のバイオマス素材を25%配合したレジ袋を使う予定で、無料配布できる国の基準を満たしているが「ごみの量を減らし少しでも地球環境に配慮するため」(担当者)、有料とする。

 福島大経済経営学類の沼田大輔准教授(42)=環境経済学=は、現状では一般消費者にとってレジ袋と海洋ごみなど環境問題が「結び付いていないのが現実だ」と指摘。「身近なコンビニのレジ袋が有料になることで、より環境問題について考える契機になる」と話した。

 テークアウト容器は「紙製」

 良い食材は良い環境をつくるところから―。福島市のイタリアンレストラン「オステリア デッレ ジョイエ」は、テークアウト料理の容器に紙製や竹製のものを使用し、マイバッグの持参を呼び掛け、プラごみの削減を目指している。

 同店は、テークアウト需要が高まる前からプラスチック製以外の弁当容器を使っている。紙や竹の容器などはプラ製より値段が高く、最大約10倍の差があるというが、料理長の梅田勝美さん(47)は環境に良いものを使用することが安全な食材を育て、おいしい料理を提供することにつながると考えている。

 梅田さんは「当店のテークアウト料理を食べて、食材が育つ環境を意識するきっかけになれば」と話した。

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June 25, 2020 at 10:42AM
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