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マスク不足に対応するため政府は１世帯に２枚ずつ布マスクを配布する。
都内では、４月１７日から配達が始められ、福島県内でも福祉施設などには既に届き始めているが、手放しでは喜べない状況。
福島県福島市の特別養護老人ホーム「なごみの郷」に３月下旬に届いた１５０枚の布マスク。
マスク不足に対応するため安倍総理は全国の各世帯に布マスクを２枚ずつ配布することを決定。
国が２０００万枚の布マスクを買い上げ、福祉施設や保育所などを優先して配り始めていた。
社会福祉法人なごみ総務課・玉手敦さん：「送っていただいたことに関してはありがたいことではあるんですけど実際使うとなったときにどういう風な形で使えるのかなというのは多少困惑もある」
洗って繰り返し使える布マスク。
この施設の入居者とデイサービスの利用者は合わせて１００人ほどで、職員を含めても十分な数が届いたが、つけてみると…
社会福祉法人なごみ総務課・玉手敦さん：「正直サイズが小さくてなかなか使いやすくはないです」
鼻から顎までは覆えないため、使いにくさを感じていた。
社会福祉法人なごみ総務課・玉手敦さん：「介護に直接携わっている職員は、これでは不十分なのでなかなか使えていないのが現状です」
使い捨てマスクの在庫は少なくなっていくが、最優先は利用者に感染するリスクをなくすこと。
そのため、布マスクは利用者との接触が少ない事務職員が使うことを想定している。
社会福祉法人なごみ総務課・玉手敦さん：「使い捨てマスクを安定的に供給していただいてそちらをこちらでも不安なく使えるような体制をいち早く整えていただきたい」
東京では１７日から一般の家庭に向けても配達が始まっていて、国は５月中に全国への配布を完了したいとしている。
"十分な" - Google ニュース
April 19, 2020 at 06:21PM
https://www.fnn.jp/articles/-/34156
アベノマスクが届いた福祉施設 十分な数が届いたが…サイズが小さく使いにくい…＜福島県＞ - FNNプライムオンライン
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