新型コロナウイルスの感染拡大で急速に浸透した在宅勤務。その肝となるのがPCやスマートフォンを使ったWeb会議システムだ。自宅にいても職場のように上司や同僚と顔を合わせて仕事ができるが、操作ミスで映ってはいけないものが映ってしまったり、プライベートの会話が筒抜け状態になるなどトラブルも絶えないようだ。
転職活動中にコロナ禍に見舞われた20代女性は、採用面接をWeb会議で受けたが、「座っていればカメラに写るのは上半身のみ。上はスーツを着たが下は部屋着だった」と明かす。
この女性の場合、バレることはなかったというが、ネット上では、職場での会議中にラフな服装で臨んだはいいが、「カメラの切り忘れで普段着の服装を見られてしまった」という失敗談も多くみられる。
ITジャーナリストの三上洋氏は「自宅にはプライベートを排して落ち着いて話ができるスペースは少ない。サービスによっては背景画像を加工する機能もあるが、人が動くと実際の背景が見えてしまうトラブルもある。自宅のカーテンを背に会議することがお勧めだ」と話す。
また、Web会議に参加する際には、意外にも「PCよりスマホの方が通信が滞らないケースが多い」と三上氏。「スマホスタンドでスマホを固定し、作業にはPCを利用すると会議が円滑に進む」とアドバイスする。
Web会議では上司側のミスや配慮の欠けた言動がひんしゅくを買う場面もある。「自分は普段カメラをオフにしているのに、上司が用もなくカメラをオンにして話しかけてくる」「部屋に飾った写真について上司が突っ込んでくるので、次回からは外そうと思う」といった不満も聞かれる。
最先端のシステムに、古いしきたりを持ち込む上司もいるといい、三上氏は「一部の会社では『部下は上司の退席を待ってから退席』という日本式のマナーがWeb会議にも反映されていると聞く。そんなことをしていては、部下から嫌われてしまうだろう」。
Web会議の代名詞となったのが「Zoom」。中国出身のエンジニアが米国で創業、コロナウイルスの感染拡大が深刻化した2月ごろから世界中で業務中の会議に取り入れる企業が相次いだ。
だが、ここにきて問題視されたのがシステムの脆弱(ぜいじゃく)性だ。海外では、ズームを使った会議中に無関係の第三者が乱入、わいせつな動画を流したり、不快な言動を繰り返す“ズーム爆撃”と呼ばれる被害が相次いだ。
前出の三上氏は「セキュリティの問題が浮上した以上、ズームを使っている企業は信用に関わる問題として受け止めるべきだ」と強調した。
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