中国石油天然気(ペトロチャイナ)は3月26日、2019年の年次報告を発表した。営業収益は、前年比6%増の2兆5,200億元だった。
同社の原油生産量は9億900万バレルで2.1%増。原油処理量は12億2,800万バレルで、前年を4.1%上回った。石油製品の生産量は、6%増の1億1,800万トン。ただし、国内の原油処理能力や石化製品の生産能力の過剰、石化製品の利益率低下といった要因から、生産部門の収益は、前年比62.9%減の137億6,400万元にとどまった。
過剰な生産設備や価格競争に対処するため、同社は新たなマーケティング戦略を導入し、石油製品の販売量は前年比5.1%増の1億8,800万トンを記録。しかし、新たな販売戦略のコスト増もあって、営業部門は5億6,500万元の赤字となった。黒字だった前期から58億8,500万元落ち込んだ。
天然ガスやパイプライン部門では、天然ガスの販売量は2,590億910万立方メートル。前期比19.5%増となった。国内販売量は7.4%増の1,713億8,100万立方メートルだった。同部門の営業収益は、2.3%増の261億800万元となった。
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April 03, 2020 at 10:30AM
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