仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子どもの写真をSNSに投稿することによって起こり得るリスクを把握している親は、どのくらいいるのだろうか。
子どもの写真をSNSに投稿したことがある保護者に聞いたところ、「把握している(十分に+ある程度)」(90.4%)と答えたのは9割だった一方で、「十分な対策をとっている」(55.5%)のは半数にとどまっていることが、ピクスタの調査で分かった。ほとんどの人がリスクを把握していながら、その対策には不安を感じている人も多いことがうかがえた。
子どもの写真をSNSに投稿して「トラブルになった」人は42.0%。具体的にどのようなトラブルだったかを尋ねたところ「知人のお子さんも写っており、苦情を受けた」(36.0%)が最も多く、次いで「個人情報を特定された」(30.0%)、「写真を無断使用された」(16.0%)、「中傷された」「学校でトラブルになった」(いずれも6.0%)という結果に。
「多くの人が気軽にSNSに写真を投稿できるようになった今、リスクやトラブルを把握し、適切な活用方法を学ぶことが必要だ」(同社)
子どもの写真をSNSに投稿する理由を聞いたところ、約半数が「家族や友達に近況を伝えたい」(54.5%)や「子どもの成長の記録として残したい」(52.1%)」と答え、約3人に1人が「同じ年頃の子どもを持つママ友・パパ友とつながりたい」(28.8%)と回答した。
「近況の共有や成長記録目的が多い一方で、ママ友・パパ友とのつながりを求めている人も多いことが分かった」(同社)
インターネットを使った調査で、0歳〜小学校高学年の子どもを持ち、SNSに子どもの写真を投稿したことがある保護者459人が回答した。調査期間は2022年12月22〜26日。
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