「自分の名前で呼ばれるよりも、むしろ役名で呼ばれたい。それが理想です」
俳優としてブレークしたのがほんの数年前とは思えない人気ぶり。今や引っ張りだこで〝本名替わりの役名〟はどんどん増え続けている。
「自分でもそう思います。テレビで注目されたのが、数年前なんて信じられませんよ」
きっかけは6年前。NHK大河ドラマ「真田丸」での戦国武将役だった。「自意識過剰な俳優を探していたら、舞台で演じていた僕を見つけたらしくて」と笑う。
〝自意識過剰〟な人~
この〝自意識過剰な武将〟、塙団右衛門が当たり役となり、「急にドラマ出演の依頼が増えました」。
このとき42歳。俄然、脚光を浴び始める。
近作は昨年9月まで放送された医療ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)。主人公の外科医、喜多見(鈴木亮平)をサポートする麻酔科医、冬木を熱演し、話題をさらった。あの臨場感に満ちた医療現場はいかにしてつくられたのか。
「冬木を演じるため、医学事典などで麻酔について猛勉強しました。撮影現場で麻酔に関して一番詳しかったと自負します。だって麻酔機器の調整をしたり、点滴の器具のセッティングをしていたのは僕なんですから」
役に懸けるこんなストイックさを知れば、冬木が人気キャラクターになった理由もうなずける。
ドラマをこなす度に代名詞となる役名が増えるが本人のお気に入りは?
「やはり、五十嵐でしょうね」と即答した。
14日公開の映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」に登場する天才詐欺師のことだ。4年前にドラマが放送され、人気シリーズとなり、劇場版は3作目。
NOTイケメンで
この五十嵐役に抜擢された裏話が面白い。
「当初の設定は国籍不明のイケメン詐欺師。ところがオーディションでいい俳優が見つからず、条件からイケメンを取ったら僕に決まったらしいんです」
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