中古車販売大手ビッグモーター(BM)による保険金の不正請求問題で、関東財務局は30日、BMとグループ会社の計3社について、損害保険代理店の登録を取り消した。過去に例のない、最も重い処分。検査を通じて浮かび上がったのは、法令順守を自らないがしろにしてまで利益を追求する、創業者らの「過剰な意欲」だった。
金融庁と関東財務局は9月19日~11月10日、BMに立ち入り検査した。聞き取りなどを重ねて判明したのは、創業者で社長だった兼重宏行氏と、その息子で副社長だった宏一氏が絶対的な存在だったことだ。
2016年施行の改正保険業法により、保険代理店は、顧客の意向をふまえて商品に関する情報を適切に提供することを義務づけられた。BMも17年、保険部が従業員への教育など品質向上の取り組みを始めた。
「利益生まぬ」とコールセンター廃止
だが、金融庁によると、20…
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