ニューイングランド・ペイトリオッツでほろ苦い結末を迎えたラインバッカー(LB)カイル・バンノイは、新たなチームで成功する準備が整っているようだ。
現地6日(金)に『The Pat McAfee Show(ザ・パット・マカフィー・ショー)』に出演したバンノイは「俺はいつでもペイトリオットだ。それは否定しない。でも、(今は)間違いなくチャージャーだし、その両方として記憶されたいから、ペイトリオッツ(時代のレベル)に至るまでチャージャーのシンボルをつけていたい」と明かしている。
3月にペイトリオッツから放出されたバンノイは、木曜日にロサンゼルス・チャージャーズを訪問して契約を結び、ついに新たなホームを見つけた。これによって東海岸での生活は終わるが、バンノイはチャンピオンシップを狙う別の組織でスーパーボウルの出場経験を生かす準備ができていると話している。
「最高の組み合わせになると思う」と語ったバンノイは「チームにチャンピオンシップの経歴をもたらすために全力を尽くす。それは自分の中にあるし、俺は勝者だから、それをもたらしたいと思っている」と続けた。
バンノイはデトロイト・ライオンズでキャリアをスタートさせたが、2016年シーズンにトレードされた後にペイトリオッツで成功を手にしている。バンノイがビル・ベリチックHC(ヘッドコーチ)率いるディフェンスの一翼を担う中で、ペイトリオッツは3年連続でスーパーボウルに出場しており、特に2016年と2018年にはすべてがうまくいっていた。
ペイトリオッツでの初年度に守備陣の重要な貢献者として活躍したバンノイだが、フリーエージェント(FA)になったのをきっかけに一度、退団している。2020年シーズンを迎えるにあたり、マイアミ・ドルフィンズと4年5,100万ドル(約66億5,897万円)の契約を結んだものの、1シーズン後に放出されて2021年に再びペイトリオッツに戻ることになった。そして、ペイトリオッツからもわずか1年で放出された後、バンノイは自分がまだ高いレベルでプレーできるのかを疑問視する声をよく耳にするようになったという。その疑念が、自分の存在と経験を活かせるチャージャーズのようなチームへの入団を望む動機となったのだ。
バンノイは「明らかに終わりは近いけど、まだ十分な余力がある。まだたくさん残っている。まだまだハングリーだ。立ち上がって、自分の仲間が正しいということを証明するのも、嫌いな人が間違っているということを証明するのも大好きだ」と強調している。「戦う気満々だし、まだ証明しなきゃいけないことがたくさんある。みんな、どういうわけか、俺がペイトリオッツ以外でプレーできないと思っている。早く俺に関わってくれた人たちが正しいと証明したくてたまらない」
そして今、バンノイは昨シーズンにプレーオフ進出をぎりぎりで逃したチャージャーズの一員になろうとしている。あと一歩のところでチャンスを逃したことで、チャージャーズではチームのあらゆるレベルで勝利へのモチベーションが上がっており、訪問した際にすぐにそれを感じ取って自分も参加したいと思うようになったバンノイは次のようにコメントした。
「(チャージャーズは)優勝チームになるために必要なことは何でもするし、建物の中を歩いたらすぐにそれが分かる。緊迫感とか、誰もが勝利に飢えている感じが漂っているし、彼らがそれほど求めているということだ」
「彼らは勝ちたいと思っているし、勝つために必要なことは何でもやっている」
【RA】
からの記事と詳細 ( 契約を結んだチャージャーズとは「最高の組み合わせ」とベテランLBバンノイ - NFL日本公式サイト )
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