宅配大手のヤマト運輸(東京)に対し、大分県中津市は今月から、「ふるさと納税」の管理業務を一括して委託することにした。同社が地方自治体との間でこうした契約を交わすのは初めて。過剰な返礼品競争とは一線を画して新たな返礼品提供事業者を掘り起こし、物流のネットワークとノウハウをいかして地域産業全体の活性化を目指す。
「返礼品競争が過熱し、ネットショッピング化している現状を打破したい」。市はプレスリリースでこう説明し、今月1日から3年間、ヤマト運輸に管理業務を委託することを明らかにした。公募型プロポーザルに応募した6事業者から選定。委託料は公表していない。
名物「中津からあげ」が返礼品として一番人気の中津市。ただ2020年度のふるさと納税額は1億4772万円にとどまり、県内14市の中では下から2番目の低さだ。
ヤマト運輸はこれまで、中津…
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