うれしい悲鳴!
まぁ、予想はしていましたが、思ったよりも足りていないようですね。Xbox X/Sの発売から2ヶ月ほど経ちましたが、まだまだ供給が追いついていません。あんまりにも足りないので、Microsoft(マイクロソフト)がAMDに泣きついているという話です。
AMDは、Xbox X/S両モデルにGPUとCPUを提供しています。なので、AMDからの供給がスピードアップすれば、ゲーム機自体の供給もアップするはず。てことでMicrosoftが「なんとかしてAMD! まじたのむ!」という状態に。
Xboxトップいわく「いっぱいいっぱい…」
Xbox LiveのプログラミングディレクターであるLarry Hyrb氏がホストを務めるポッドキャストMajor Nelson Radioに出演したXboxトップのPhil Spencer氏いわく、最善を尽くしているけど物理的にいっぱいいっぱいだそうで…。ポッドキャストの中でこう語っています。
いろんな人から、なんでももっと作らないの? なんでもっと早く生産スタートさせなかったの? なんでもっと出荷を早くからやらなかったの? と言われますが、なんでもなにも全部物理的な問題です。出し惜しみしているわけではなくて、できる限りのスピードで最善は尽くしています。すべてのラインを稼働させています。先週には、AMDのLisa Su氏(CEO)と電話で、どうやったらもっとできます? と相談もしました。常に供給アップのために動いてはいるんですよ。
Xboxの供給不足は今年の春までは続くと、Xbox CFOのTim Stuart氏がすでに11月の時点で発言しています。Statistaによれば、2020年のXbox Xの販売台数はすでに330万台とのこと。
Xboxだけじゃなくて、PlayStation 5も足りてない
ゲーム機の供給が追いつかないのはMicrosoftだけではありません。ソニーもPlayStation 5不足が続いています。そして、こちらもAMDのGPUとCPUが頼みの綱。Spencer氏はこれにも触れ「我々だけじゃないんですよね。ゲーム業界の2020年はすごい。PlayStation 5だって在庫ひっ迫しています。AMDやNvidiaのグラフィックカードへの注目、ゲーム業界への注目は非常に高くて、ゲーム機の売れ行き、ゲームタイトルの売れ行きを見てもそれは明らか。ハードが供給不足になってもしょうがない状態なんです」と。
さてAMD、MicrosoftやSonyの要求に応えたい気持ちもあるんでしょうが、そもそも自分のところの製品だって品薄状態なんです。昨年リリースされたRyzen 5000も供給は需要に見合っているとは言えませんから。GDDR6メモリの世界的品薄がAMDのRadeon RX 6000やNvidiaのRTX 3000生産におけるボトルネックだと言われていますが、これが改善するのは2月以降になるとか。ちなみに、PlayStation 5もXbox X/SもGDDR6メモリ使っているので、やっぱり供給が安定するのは春以降。むしろ初夏…。その果てに釈迦…。
Source: VGC
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