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更新日:2023年08月01日 00時10分
このワクチンで予防できる「ヒトパピローマウイルス感染症」について
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
詳細は、厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症‐子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン‐」をご覧ください。
定期接種対象者
久留米市に住民登録がある小学6年生~高校1年生相当年齢の女子
(注意)令和4年4月~令和7年3月まで「キャッチアップ接種」(定期接種の時期に接種勧奨差し控えにより接種を逃がした方が公費で接種できる制度)が実施されています。対象者はキャッチアップ接種対象者をご確認ください。
接種回数・スケジュール
小学6年生から高校1年生相当年齢の間に必要回数(推奨時期は中学1年生の間に9価なら2回、2・4価なら3回)
- サーバリックス(2価ワクチン)とは
子宮頸がんの原因の約6割を占めているHPV16、18型の2種類のウイルスの感染を予防します。 - ガーダシル(4価ワクチン)とは
子宮頸がんの原因の約6割を占めているHPV16、18型と子宮頸がん及びその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPV6、11型の4種類のウイルスの感染を予防します。 - シルガード9(9価ワクチン)とは
HPV16型と18型に加え、子宮頸がんに関連するほかの5種類(31型、33型、45型、52型、58型)まで含み、子宮頸がんの原因の80~90%を予防します。(令和5年4月~定期接種で接種が可能となりました。)
- 久留米市では、HPVワクチンについてわかりやすくお伝えする資料を作成しています。接種を迷われる際は、参考にごらんください。「しってる?がんを予防できるHPVワクチンのこと」(685キロバイト)
- かかりつけ医療機関で当該定期接種を受けられる方及びその保護者の方に対し、当該定期接種について、接種前に改めて御理解いただくことを目的に、厚生労働省においてリーフレットが作成されています。接種前にご参考ください。
キャッチアップ接種
HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取り組みが差し控えられていた間に、接種機会を逃した方がいらっしゃいます。公平な接種機会の確保のために、対象の方は公費でワクチン接種が可能です。
制度についての詳細は厚生労働省「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ-キャッチアップ接種のご案内-」をご覧ください。
キャッチアップ接種対象者
- 平成9年4月2日~平成19年4月1日までに生まれた女子
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない
(注意1)このほか、平成19(2007)年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢(小学校6年から高校1年相当)を超えても、令和7(2025)年3月末まで接種できます。
(注意2)過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。
接種が受けられる医療機関
接種可能な医療機関(子宮頸がんワクチン受託医療機関)(134キロバイト)へご予約のうえ、必要回数の接種を受けてください。
キャッチアップ接種が可能な時期
接種できる期間は令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月までの3年間です。3回の接種を完了するまでに十分な期間は設けられていますが、希望される方はなるべく早く接種しましょう。
既に自費で接種を受けられた方への払い戻し(償還払い)
平成9年4月2日~平成17年4月1日までに生まれた女子で、HPVワクチンを過去に定期接種の対象期間を外れて受けた際に、費用を全額自己負担した場合は、久留米市で定めた上限額の範囲で払い戻し(償還払い)ができます。必要な書類をそろえて窓口へお越しください。詳しくは「子宮頸がん予防接種を受けた際の払い戻し(償還払い)のご案内」をご覧ください。
子宮頸がん予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口
久留米市では、子宮頸がん予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口を設置しています。詳しくは、「子宮頸がん予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口」をご覧ください。
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