
◇〇巨人7―2広島●(18日・東京) 風格十分の4番の一振りが、試合を決めた。巨人の岡本和は七回、2試合連発となる10号2ランを右翼席に運んで、4年連続の2桁本塁打をマークした。 リードは1点。中継ぎ投手に不安が残るチーム状況で、点差を広げたい場面だった。七回2死一塁で打席に立った岡本和に対し、マウンドには160キロ超の速球を連発する広島のコルニエル。カウント2―2からの5球目、高めに来たスライダーを強振すると、鋭いライナー性の打球が一瞬で右翼席に消えた。 長く打率1割台と低迷した4月は、打撃面でチームメートに助けられた。「ありがたかった。逆になった時に僕が何とかできるようにと思い取り組んでいる」。「その時」を見据え、練習では自分の打撃と向き合ってきた。その後、4月27日に通算100本塁打を放ち、「4番の一振り」で白星をつかむ試合も増えてきた。 開幕前には長嶋茂雄元監督から直接、打撃指導を受けて「いい報告ができるように」と誓った。5月16日の阪神戦では、観戦に訪れた「ミスター」の目の前で豪快なアーチを披露。若き4番は着実に、大黒柱への道を歩む。「一本一本の積み重ね。チームの勝ちにつながるホームランを打てるように、明日からまた頑張ります」。淡々とした言葉が一層、頼もしく見えた。【角田直哉】
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