Saturday, May 29, 2021

木造新築物件やマンションの1室投資には、十分な注意が必要だ - ダイヤモンド・オンライン

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Photo: Adobe Stock

木造新築やマンション1室投資は、注意が必要

 節税も兼ねて1室マンション投資を行う場合は鉄筋コンクリート造の場合、土地担保価値が非常に低いので、47年をかけてほぼ残債とともに同じ分だけ、不動産評価額も下がっていってしまうこともある。つまりいつ売ってもわずかな売却益しか生まない。

 ただ、ブランド価値のあるタワーマンションに限っていえば、投資家としてではなく実需で欲しい人もいるので、売却益が出る場合もある。

 しかし、図表の左下「1室マンション」の担保価値の目減り具合を見てもらえばわかる通り、将来にわたって債務超過だ。資産拡大のために継続融資を受けようとしても銀行はもう貸してはくれないだろう。

 相続では資産圧縮が出来ていいのだが、それは大きな資産を築いた後に使いきれなくなり、次の世代に渡す心配をしなくてはいけなくなった時に考えよう。

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