Friday, May 28, 2021

コンセント抜けかかり常温になった冷蔵庫内のワクチン、高齢者119人に接種…効果不十分な可能性 - 読売新聞

 横浜市は28日、新型コロナワクチンの集団接種で、温度管理ミスで常温になっていたワクチンを高齢者119人に接種したと発表した。健康への影響は考えにくいとしているが、十分な効果が得られない可能性がある。市は対象者全員が2回目の接種を受けた後で抗体検査を実施し、十分な抗体獲得が確認できない場合は3回目の接種を行うという。

 ミスがあったのは、瀬谷区の瀬谷スポーツセンターで27日に行われた集団接種。接種がすでに始まっていた午前10時半頃、ワクチンの冷蔵庫が冷えていないことに薬剤師が気づき、電源プラグがコンセントから抜けかかっていたことが判明した。冷蔵庫内の温度記録計を確認したところ、26日午後4時半頃から温度が上昇していたことが分かった。

 ワクチンは本来、解凍後も2~8度の温度で保管する必要があり、その温度を超えた未使用のワクチン247回接種分は廃棄するという。

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