真庭市蒜山地域にあるスノーレジャー2施設の安全祈願祭が16日、同市蒜山本茅部の「ひるぜんベアバレースキー場」で開かれた。両施設に積雪はまだなく、出席者はシーズン中の無事故とともに十分な積雪を願った。
同スキー場と休暇村蒜山高原(同市蒜山上福田)の「ひるぜんキッズスノーパーク」の代表者ら約30人が出席。茅部神社(同市蒜山西茅部)の入沢喜一宮司(57)が祝詞を奏上して施設を清めた後、出席者が神前に玉串をささげた。
昨季はまとまった降雪があり、両施設の来場者数は計約4万5千人と例年以上。今季は、リフト運行に必要な技術管理者の不足などで営業を休止する地域内の津黒高原スキー場から客の流入があるなどとみて、計約5万人の来場を目指す。
蒜山観光協会の石賀幹浩会長(53)は「17日以降に寒波が来る予報もあり、恵みの雪になると期待している。多くの人に蒜山で楽しんでもらい、いい思い出を持ち帰ってほしい」と話した。
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