[ドバイ 13日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は13日、米経済がリセッション(景気後退)を回避する可能性が高いことや中国がパンデミック(世界的大流行)を巡る規制から再開したことを挙げ、金融市場が一段と好転する十分な理由があると述べた。
世界政府サミットでの講演で、IMFが今年の経済成長鈍化を予測しているほか、インフレが引き続き懸念されることを踏まえ、2023の見通しについて「悪くはないが、良くもない」と指摘。プラス要因として、米国および欧州連合(EU)の底堅い労働市場や中国の再開、「まだ戦いに勝利したわけではないものの、中銀による金融情勢の引き締めによってインフレがようやく低下するという驚くほど良好な結果」を挙げた。
金融引き締めが続くかとの質問には、金融引き締めは今年は続くだろうが、2024年まで継続されるとは予想していないとの見方を表明。「市場には一段と好転する良好な理由がある。米経済がリセッションを回避する可能性が高いことがようやく分かったほか、中国が再開し、中国の消費者がパンデミックやロックダウン(都市封鎖)の間に貯蓄した資金を急いで消費に回しているためだ」とした。
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