Q B/Sの現預金に対してどのような分析を行うことで、企業をどのように評価できますか。
A 現預金月商倍率から支払能力、現預金と自己資本のバランスから調達と運用の状況を確認しましょう
今回はB/S分析の3つ目として「現預金」について分析していこう。引き続き、B/Sを「調達(右側)と運用(左側)」と意識して読んでほしい。
現預金は現金と預金の合計で、B/Sの左側(資産の部、運用サイド)の一番上に記載されている。B/Sは流動性(換金性)が高い順に並んでいるが、現預金はその頂点に位置する。なくなれば事業が継続できなくなるわけだから、重要性はよく理解していると思う。財務分析でも必ず確認しよう。
月商の3倍保有で安心だとされる
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