Thursday, June 23, 2022

欧州銀の米国部門も十分な資本保有、FRB健全性審査 - ロイター (Reuters Japan)

 23日に公表された米連邦準備理事会(FRB)による大手金融機関対象の年次ストレステスト(健全性審査)結果では、ドイツ銀行、クレディ・スイスといった欧州大手の米国部門も経済ショックを乗り切るのに十分な資本を保有していることが示された。 写真はドイツ銀行のロゴ。フランクフルトで2018年5月撮影(2022年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ワシントン/ロンドン 23日 ロイター] - 23日に公表された米連邦準備理事会(FRB)による大手金融機関対象の年次ストレステスト(健全性審査)結果では、ドイツ銀行、クレディ・スイスといった欧州大手の米国部門も経済ショックを乗り切るのに十分な資本を保有していることが示された。

FRBが監督する資産1000億ドル以上の欧州銀行子会社7社の平均自己資本比率は15.2%で、規制上の最低水準である4.5%を大きく上回った。34行の平均値9.7%よりも高かった。

ドイツ銀行の米国事業は22.8%と全銀行の中で最も高く、クレディ・スイスは20.1%と3番目に高かった。HSBCは7.7%で、海外勢の中で最も低かった。

この他、バークレイズ、UBS、サンタンデール、BNPパリバの米国子会社4社がテストの対象となった。

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