徹底マークに遭うリラード(中央)[写真]=Getty Images
4月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ポートランド・トレイルブレイザーズはメンフィス・グリズリーズ戦を113-120で落とし、今季ワーストの5連敗となった。
ブレイザーズではCJ・マッカラムが27得点、デイミアン・リラードが23得点6リバウンド5アシスト、ノーマン・パウエルが17得点3スティール、ユスフ・ヌルキッチが16得点19リバウンド5アシスト2ブロック、カーメロ・アンソニーが12得点を記録。
だがグリズリーズは24日に続いてアウェーでブレイザーズを撃破。この試合でチームトップの28得点に8リバウンドをマークしたジャ・モラントはこう話す。
「今夜僕たちにとって最も大きかったのは、ゲーム終盤になってもパニックにならなかったこと。相手がランを仕掛けてきても集中していた。勝利するために必要な場面で相手をストップできたんだ。相手のパンチに対してやり返すことができたから、勝利できたと思うね」。
5連敗となったブレイザーズは、ウェスタン・カンファレンス7位の32勝28敗とし、8位のグリズリーズ(31勝28敗)とは0.5ゲーム差。6位のダラス・マーベリックス(33勝26敗)とは1.5ゲーム差ではあるものの、このままではプレーオフ進出を飾るためにはプレーイン・トーナメントに参戦せざるをえなくなる。
今月上旬にハムストリングを痛めて3試合を欠場し、前試合で足首を痛めたリラードは「俺は今、十分なプレーができていない。俺がコートにいるのはこのチームに勝利するチャンスを与えるためなのにね。だからもっといいプレーをしなきゃならない」と敗戦を悔やんだ。
残り12試合となったブレイザーズは、8年連続のプレーオフ進出をかけて最終盤に臨むこととなる。「彼は本来なら決めているショットをいくつか落としていた。でもやり合っていたと思う」とテリー・ストッツHC(ヘッドコーチ)は話しており、ブレイザーズが再び息を吹き返すためには、リラードの復調がマストとなる。
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