『十分な説明なく雇い止め』フィリピン国籍の従業員が食品加工会社に労働審判申し立て
更新:2021/04/27 10:35
4月26日、食品加工会社で働くフィリピン国籍の女性が、十分な説明がないまま雇い止めにあったなどとして、大阪地裁に労働審判を申し立てました。
労働審判を申し立てたのは、食品加工会社『シノブフーズ』に勤務していたフィリピン国籍の新本レベッカさん(70)です。
申立書などによりますと新本さんは、定年を迎えた2017年から半年おきに雇用契約を更新していましたが、2020年9月、十分な説明がないまま契約を更新しない条項が含まれた覚書に署名させられたということです。
4月26日、新本さんは慰謝料など約110万円を求めて、大阪地裁に労働審判を申し立てました。
(新本レベッカさん 4月26日)
「私は日本語が読めないし、書けない。そういう中で知らないままに、その署名をさせられたわけです。体も元気だし、働きたいと思っています」
シノブフーズは「新本さんが条項の意味を理解していると思っていた。申し立てに困惑している」としています。
(2021年4月26日放送より記事を作成)
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