福岡県篠栗町で、5歳の男の子に十分な食事を与えず餓死させたとして母親と知人の女が逮捕された事件で、子どもだけでなく母親も十分に食事を与えられず一家でおかゆ状のごはんを分け合うなどしていたことが分かりました。警察は、知人の女が、家庭に入る現金を搾取したことで困窮状態だったとみて捜査しています。
福岡県篠栗町の碇利恵容疑者と（39）知人の赤堀恵美子容疑者（48）は、去年4月、5歳だった碇容疑者の三男の翔士郎くんに十分な食事を与えず餓死させたとして保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
これまでの捜査で、赤堀容疑者は、生活保護費など碇容疑者の家庭に入る、毎月の平均で25万円余りのほぼすべてを得ていたことが分かっています。
一方で、子どもだけでなく母親も十分に食事を与えられず、わずかな米をおかゆ状にして一家で分け合うなどしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
電気やガスを止められることも多く、電話が必要な時は、無線通信のWi-Fiサービスが使えるコンビニエンスストアまで出向いていたということです。
警察は、赤堀容疑者が現金を搾取していたことで一家が困窮状態に陥り、こうした過程で翔士郎くんが栄養失調などにより衰弱していったとみて捜査しています。
からの記事と詳細 ( 5歳児餓死事件 子どもの母親も十分な食事与えられず - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3uNDgqN
0 Comments:
Post a Comment