もうこれだけでいい。
ストレージのテクノロジーの進化には、毎年驚かされるばかり。Crucialの新しいX6 4TBポータブルSSDは、信じられないほどの大容量を手のひらサイズのドライブに収めています。本体価格は490ドル(約5万3000円)で、こちらから購入可能。また、90ドル(約1万円)の割引キャンペーンも実施されています(どうやらいつも割引をしているようですよ…?)。
ポータブルハードディスクといえば落下時のダメージが心配ですが、デジタルなバックアップをすべてSSDに移行すれば、故障によるデータロスという心配がぐっと減ります。Crucialによると、X6 SSDは6.5フィート(約2メートル)の高さから落としてもデータが失われなかったそう。もちろん落とさないに越したことはありません。
またCrucialは「X6 4TB SSDでは他の容量の同製品とは異なるアーキテクチャを使用しています」としています。X6シリーズの他の製品の読み取り速度は最大540MB/sですが、新しい4TB X6は新アーキテクチャによりUSB-C接続時に約800MB/sとより高速です。
Crucialのより高価で大容量なX8 SSDでは最大1,050MB/sの速度を達成していますが、現時点ではまだ2TBが最大容量となっています。お金に糸目をつけないのであれば、1,000ドル以上を投じてThunderbolt対応のポータブルSSDドライブを購入し、3,000MB/s近い読み込み速度を実現できますが、そのドライブは手のひらやポケットサイズではありません。
2GHz/クアッドコアのIntel Core i5プロセッサと16GBのRAMを搭載した2020年モデルのMacBook Pro上で、macOS Catalina環境でBlackmagic Disk Speed Testアプリを使ってテストしたところ、謳い文句の800MB/sの読み込み速度には到達しませんでした。しかしCrucialによれば、パフォーマンスはPCによって異なるとしています。8K解像度の動画を編集するつもりなら、このドライブはお勧めできません。デジタルアーカイブをどこへでも持ち運べる安心感が欲しい方は、よほどのデジタルコレクターを除いて4TBで十分でしょう。
ストレージの大型化・高額化に伴い、小容量モデルが値下がりしているのもトレンドです。X6 4TBに加えて、Crucialは最近X6シリーズに新たに500GBを追加し、わずか70ドル(約7600円)で販売すると発表しました。読み取り速度は最大でも540MB/sなので性能的には微妙ですが、古いフラッシュドライブよりはマシでしょう。
からの記事と詳細 ( 手のひらサイズで容量4TB。CrucialのポータブルSSDがすごい - ギズモード・ジャパン )
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