投資アプリのロビンフッド・マーケッツの顧客で納税申告を済ませようと意気込んでいた人々は、それに必要な書類が同社から届かなかったことに17日朝気付いた。内国歳入庁(IRS)は16日までに受け取り人に届けるよう期限を設定していた。
ロビンフッドの広報担当者は期限に遅れたことについて、「特別な処理要件とベンダーの遅延」が原因だと説明。顧客の「大多数」は17日夜までに用紙を受け取るとの見通しを示した。
ツイッターには、書類送付の遅れや不十分な顧客サポートでロビンフッドに不満を表す投稿が殺到。納税申告は早ければ早いほど、政府からの税還付も早くなる可能性が高い。2020年に株式やオプション、仮想通貨を売却した人は、銀行や証券会社から送付される所得や損失、源泉徴収などを記した「フォーム1099」という書類を提出する必要がある。
バージニア州のトミー・ハーマンさん(34)は17日朝の時点で書類が届いていないとして、「いらいらする。ロビンフッドからの1099以外は全てそろい、納税申告の準備ができている」と述べた。
ロビンフッドはウェブサイトでは、16日までに書類を送付すると約束していた。IRSは証券会社に期間延長申請の選択肢を与えているが、ロビンフッドが申請したかどうかは不明。IRSの報道官はコメントを控えた。
原題:
Robinhood Misses IRS Deadline to Give Users Their Tax Forms (1)(抜粋)
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