安全性・信頼性・持続可能性を備えた亜鉛がエネルギー貯蔵を変革へ
米ノースカロライナ州ダーラム--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 国際亜鉛協会(IZA)は、当協会の最新プログラムである「亜鉛電池イニシアチブ」の発足を発表します。
気候変動によって増幅された最近の異常気象事象により、化石燃料の今後の役割と世界のエネルギーグリッドの容量および回復力に再び注目が集まっています。
これに対処するための最も影響力のある方法の1つは、コスト効果の高いエネルギー貯蔵です。再生可能エネルギーがかつてないほど電力網の大きな部分を占めるようになっている中で、エネルギー貯蔵は太陽光発電や風力発電の間欠性に対処する上で貢献し得るものです。また、需要の少ない時に過剰なエネルギーを捕捉・貯蔵し、ピーク時に電力網につなぐことで、需要の大きな変動に対処することにも貢献できます。また、エネルギー貯蔵は、発電が中断されたときに予備のエネルギー供給源として機能することで、回復力を提供することにも役立ちます。また、交通機関の電化や、電力が必要だが電力網への連係接続が現実的ではないその他のアプリケーションの電化においても、極めて重要な役割を果たすことになります。
気候変動に対処し、異常気象に耐えるエネルギーグリッドを創出するためには、多様な技術が必要となります。亜鉛電池はこれに大きく貢献できます。これらは多用途性があり、広範な動作温度と高出力の放電が可能な設計を柔軟に実現でき、 長期の電力貯蔵が可能です。亜鉛は重要地域すべてに強力なサプライチェーンを持っており、北米、南米、欧州、アジア太平洋地域で生産されています。また、亜鉛電池は安全の実績が優れており、物理的な安全性が不可欠の場所で理想的な選択肢となります。
国際亜鉛協会のアンドリュー・グリーン事務局長は、次のように述べています。「亜鉛電池技術の進歩は、重要なアプリケーション向けに低コストで持続可能性と安全性を備えた選択肢をもたらし、市場を一変させる革新成果となっており、今後のこれら市場に大きな影響を持つものです。私たちは、これらの技術の開発と使用を促進すべく、亜鉛を生産している当協会会員と亜鉛電池分野の有力企業との間での提携関係を構築する熱意にあふれています。」
ZBIの会員には、ジンクファイブ、Zinc8、サリエント・エナジー、アーバン・エレクトリック・パワー、e-Zinc、ザフ・エナジー・システムズ、AEsir Technologies, Inc.を含め、亜鉛電池分野の有力企業の一部が含まれています。
亜鉛電池イニシアチブの詳細情報については、www.zincbatteryinitiative.comをご覧ください。
IZAについて
IZAは世界の亜鉛産業を代表する非営利団体として、効果的に管理されたイニシアチブを通じて研究開発、技術移転、亜鉛の価値を伝える広報に取り組むことで、市場を持続可能な形で成長させ、当業界の市場アクセスを維持する活動に当たっています。詳細情報については、www.zinc.orgをご覧ください。
ZBIについて
亜鉛電池イニシアチブ(ZBI)は、国際亜鉛協会(IZA)のプログラムです。充電式亜鉛電池を促進するため2020年に発足したZBIは、基幹業務に必要な技術の開発の拡大を実現すべく、生産者間の協力を促進するものです。詳細情報についてはwww.zincbatteryinitiative.comをご覧ください。
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