皆さんからツイッターで募集した市長への質問がありますのでそれぞれ時間が許す限りお答えいただければと思います。福岡市の会社員の方からです。『福岡の感染者数が少ないという点に疑問を持っています。検査を受けさせてもらえない人が多い中、福岡の感染者は数字としては減っている状態です。信用できないのですが、いかがでしょうか』
高島市長
「検査数自体に関しては、福岡は全国の中でも３番目なんですね。東京大阪に次いで３番目です。実はこれまで医療や病院の調整は県の権限だったのですが、４月の中頃以降は政令指定都市、つまり福岡市や北九州市は独自で医師会などに委託してＰＣＲ検査をしてＯＫになったんです」
「福岡市内でもドライブスルーで検査ができるセンターが設置されました。これはドライブスルーで車から降りなくていいことももちろんメリットですが、もう一つは医療機関の病院の先生がこれはあなたＰＣＲ検査をしてくださいって言ったらもう保健所を通さずにすぐそのまま予約して検査に行けるわけです。こういう形をこれから政令市福岡市でもできるようになったので、今１カ所作っていますけれども例えばこれからウォークスルー方式なども含めて、こういう形式のものを作っていく。とにかく医療機関が判断したらすぐにＰＣＲ検査をする」
「検査だけじゃなくて薬もすごく大事だと思っています。今レムデシビルという薬が承認される話が出ています。これは比較的重症者に効くんです。でも例えばアビガンという薬は初期症状や中等症に効くと言われているわけです」
「一番良いのは怪しいなと感じた人、本人が気になっているからＰＣＲ検査を受けたいという人まで含めてすぐに受けられる体制をつくる、陽性反応が出たらすぐにお医者さんに診てもらう、その人が例えば５０歳以上とか妊娠の可能性がないと言う条件であればアビガンのような薬を投与する。そして重症化を防ぐ。こういうフローが、ワクチンができるまでの形になるのではと思っています」
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