Thursday, May 28, 2020

「補体」の過剰免疫反応を抑制 人工タンパク質開発 福島医大研究グループ(福島民報) - Yahoo!ニュース

 福島医大は二十七日、医学部免疫学講座の研究グループが、人間の体内にある免疫システムの一つ「補体」の過剰な免疫反応を抑制する人工タンパク質「sMAP-FH(スマップファクターエイチ)」の開発に成功したと発表した。  マウスを使った実験などで効果を確認しており、今後、補体の過剰な免疫反応が原因となるさまざまな疾患の治療薬の開発につながると期待される。  補体は、体内に侵入した病原体を見つけ出して排除する免疫システム。活性化することで病原体を破壊できるが、反応が過剰になると炎症を引き起こし、加齢黄斑変性や臓器の虚血再かん流障害、炎症性腸疾患などの原因となる。  研究グループは、体内に元々存在する二種類のタンパク質が過剰な免疫反応を抑制することに着目。これらを人工的に融合させて新たなタンパク質を作り出した。マウスへの投与実験で、抑制する働きを確認できた。試験管内で人間の血液に加えたところ、同様の効果が見られた。

 研究グループは消化器内科学講座の高住美香助教(34)、免疫学講座の石田由美専門医療技師(56)、町田豪講師(38)、関根英治教授(51)ら。研究成果は米国科学誌「The FASEB Journal」五月号に掲載された。

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