レムデシビルで「死者が大きく減る」は誤解…!?
5月5日現在、世界保健機関(WHO)が発表した全世界での感染者約352万人、死者約24万人まで達した新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下新型コロナ)。
これまでこの感染症に対し正式に製造承認を受けた治療薬もワクチンもなく、医療現場はほぼ徒手空拳状態だ。
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ところが米食品医薬品局(FDA)が5月1日、抗ウイルス薬の開発で名高い米製薬企業ギリアド・サイエンシズが開発中のレムデシビルを新型コロナの治療薬として緊急時使用を許可。
これを受け、日本でも緊急対応が必要な際に他国で販売されている薬を日本国内で臨床試験なしで承認する「特例承認制度」をレムデシビルに適用できるようにする政令改正を持ち回り閣議で決定。5月7日には特例承認に踏み切った。
特例承認制度の適応は2010年の新型インフルエンザワクチン以来、史上2度目。米FDAの緊急時使用許可は新薬としての正式な承認ではなく、今後の正式な臨床試験の結果提出までの暫定措置であるため、特例承認とは言え、レムデシビルの正式な製造販売承認は日本が世界初となる。
こうした動きにこれまでの打つ手なし状態から脱却可能との期待も一部では高まっている。しかし、これまで判明しているレムデシビルの試験データを見る限り、治療に一定のメリットをもたらすとは言えるものの、過剰な期待は禁物だと言える。
「緊急に認可する新薬なのだから新型コロナの死者が大きく減るほど効くのだろう」と思うのは大きな誤解である。
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May 08, 2020 at 03:04AM
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コロナ薬・レムデシビル、じつは「過剰な期待」をしないほうがいいワケ - 現代ビジネス
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