オミクロン株に対応したワクチンの接種が進められる中、新型コロナの一日の感染者数の発表は、3日までの3日間で、いずれも300人以上となっていて増加傾向にあります。
こうした中、この冬懸念されているのが、新型コロナとインフルエンザの同時流行です。
過去の冬の2シーズン、国内でインフルエンザの流行は見られませんでしたが、ことしは南半球のオーストラリアなどで流行しました。
同時流行に向けた備えについて、専門家に聞きました。
この冬、インフルエンザは流行するのか。
日本とは季節が逆の南半球のデータから予測ができると、ウイルス学の専門家・鳥取大学医学部の景山誠二教授は指摘しています。
「半年前のオーストラリアを見てみると、2019年2018年あたりと山の大きさは変わらないんですね。おそらくこの冬は日本に入る、北半球もことしの冬に流行するだろうと。要するに2019年までに起こっていた現象が、そのまま帰ってくる」。
新型コロナの水際対策が10日に大幅に緩和され、国境を越えた人の移動が増えていることによって、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されています。
景山教授は、両方のワクチンを接種しておくことが重要だと訴えています。
「インフルもコロナも予防接種が存在する社会にあって、十分な免疫を持っているか、それにかかってくるだろうと思います。インフルについて言えば1月2月3月だというのを見据えて、10月11月12月のところでワクチンを打って、もう感染もしない、もちろん発症もしないという体にしていこうというふうに、策をこらしているわけです。インフルエンザに対してもコロナに対しても十分な免疫をつけておけば、おそらくごくごく軽く終わると思います」。
からの記事と詳細 ( 新型コロナとインフルエンザの同時流行に懸念|NHK 鳥取県のニュース - nhk.or.jp )
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