「政治とカネ問題の渦中にある広島にこそ届いてほしい」。地方政治や地域社会、家庭に潜む根強い「ムラ意識」を描いた映画「裸のムラ」の五百旗頭(いおきべ)幸男監督(44)は語る。北陸の保守王国といわれる石川県を舞台に「過剰な忖度(そんたく)の空気」を捉えたドキュメンタリー。横川シネマ(広島市西区)と呉ポポロ(呉市)で上映中だ。
2020年春、石川県庁の玄関から映画は始まる。そこには現職最長となる7期27年目の谷本正憲知事(当時)の姿が。新型コロナウイルス禍で「無症状の人は石川県に来てください」と発言し、少人数での会食を呼びかけながら自身は90人で会食。そんな言動が映し出される。
22年3月の知事選のさなか、五百旗頭監督は地域で暮らすイスラムのムスリム一家と、車中生活を送る「バンライファー」として生きる家族にカメラを向けた。
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