現地6日(日)、ミネソタ・バイキングスはワシントンD.C.でこれまでと同じようなシナリオを展開した。クオーターバック(QB)カーク・カズンズ率いるチームは、威勢のいいスタートを切った後に、相手に逆転を許すも、終盤には十分なパフォーマンスを発揮して勝利を手にしている。
バイキングスはワシントン・コマンダース戦の第4クオーター序盤に17対7でリードを許していたが、それ以降に3連続で得点を挙げ、ディフェンスが相手攻撃陣を苦しめたことにより20対17で勝利を収めた。
チーム公式記録によると、バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは月曜日に「試合の重要な場面で補完的なフットボールをすることが、このリーグにおける良いチームの定義だと思う」と述べたという。「常に格好良く勝てるわけではないが、フットボールの試合に勝つことができ、一貫して第4クオーターで競り勝つことによって接戦の末に勝利を手にするとき、それは重要になるだろう。結局のところ、後から追い上げる形で勝利を手にするような状況に身を置かなければならないのは不本意だが、少なくとも私たちはあらゆる疑念を払拭してきたし、必要なときに勝利を手にすることができるという信念を持っている」
今回の勝利により、7勝1敗となったバイキングスは、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区において4.5ゲーム差でリードしている。これは、2011年にサンフランシスコ・49ersがNFC西地区において5ゲーム差でリードして以来、シーズン第9週までにチームが生み出した最大のディビジョンリードだ。
バイキングスはコマンダース戦で第1クオーターと第4クオーターにしか得点を挙げていない。バイキングスが獲得した20点は1回目のドライブとラスト3回のドライブで稼いだものだ。第2クオーターと第3クオーターでは、5回のドライブをパントで終えたり、カズンズがインターセプトを喫したりしている。
オコンネルHCの試合開始時の計画は信頼できるものだと言える一方で、中盤の2クオーターはシーズンの大半で物足りなさを感じさせるものだった。しかし、バイキングスは今季のこれまでの試合でそうだったように、第4クオーターになるとギアを上げられるようになる。
カズンズは「今シーズンの他の勝利と同じように、オフェンス面ですべてがうまくいった完ぺきなゲームは展開できなかったけど、ディフェンスとスペシャルチームが全体を持ち上げてくれて、最後に十分にいいプレーをする方法を見つけてぎりぎり勝てた」と話している。
バイキングスは今後、バッファロー・ビルズやダラス・カウボーイズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、そして急激に力をつけているニューヨーク・ジェッツとの対戦など、厳しい試合を数多く控えている。連勝記録を維持するためにはより一貫したプレーが必要になるはずだ。とはいえ、前述の4試合をうまく乗り切れば、バイキングスはクリスマスよりずっと前に地区優勝を確定させられるかもしれない。
【RA】
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