恐れをモチベーションにするデメリット
ところで、モチベーションの燃料は、再生不可能なものと再生可能なものがあります。再生可能な燃料は持続可能なエネルギーを生み出しますが、再生不可能な燃料は燃え尽きてしまいます。 そのことに気づかず、多くの人が再生不可能な燃料である「恐れ」をモチベーション源にしています。 競争に対する恐れ、失敗に対する恐れ、時間切れに対する恐れ、欠乏に対する恐れ、失望に対する恐れ。 自分は十分に賢くなく、十分に優秀でなく、十分にクリエイティブでなく、十分な力を持たず、十分な価値がなく、十分な才能がないという恐れです。 恐れをモチベーションにすると、短期的には有効かもしれませんが、いずれは燃え尽きてしまいます。次の解決すべき問題、次の達成すべき目標、次に自分の能力を証明するものを常に探している緊張した状態が続くからです。 意識は欠けているものに集中しています。このような状態に慣れてしまうと、リラックスしにくくなり、リラックスすると罪悪感を感じるようになります。 モチベーションの再生不可能な燃料は、身体に感じられる多くの収縮を生み出します。 昇進がかかっている重要なプレゼンテーションをしようとしているところを想像してみましょう。 そのとき、身体はどのような感じでしょうか。神経系が緊張し、呼吸が浅くなり、胸や喉、胃が熱くなることに気づくかもしれません。ここから先は、予期せぬメールが来ただけでも、「逃避・闘争・すくみ」の反応が起こります。 体内で活性化した恐怖は、虎に追いかけられているときと自我のアイデンティティが傷ついているときを区別しません。どちらも命の危険を感じ、パニックの警鐘を鳴らします。 再生不可能な燃料をモチベーション源にしていると、少しでも不確実なことがあると不安になります。そうなると、最善を尽くして人や状況をコントロールし、予測しようとします。 そして、せまりくる不幸な運命を心の中で作り出すことで、「もし○○が起こったら」とか「最悪のシナリオ」を想定して、未知のものから身を守ろうとする誤った感覚が生じるのです。 このような状態で仕事をすると、燃え尽き症候群になるだけでなく、インスピレーション、創造性、あらゆる可能性を活かせなくなります。 言うまでもなく、こうなると、自分の能力を最大限に発揮できません。 燃え尽き症候群にならずにより多くのことを達成できるようにするモチベーションを持つために、再生可能で持続可能な燃料を取り入れる簡単な方法を3つご紹介します。
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