Thursday, November 25, 2021

「OPPO A55s 5G」徹底レビュー! カメラもスペックも十分な実力の1台だ - ケータイ Watch

 オウガジャパンが展開するスマートフォンブランドのOPPOは、ハイエンドモデルだけでなく、エントリーモデルも機能や性能のバランスが良く評価が高い。そんなOPPOのエントリーモデルの最新版として登場したのが「OPPO A55s 5G」だ。

OPPOのエントリーモデルのスマートフォン「OPPO A55s 5G」

 ネーミングからも解るとおり、モバイル通信は5Gに対応。それでいて、メーカーが発表した価格は3万3800円。後述のOCN モバイル ONEとセットならさらに低コストで購入できる価格となっている。

物理SIMとeSIMとの組み合わせでmicroSDも使える

 プロセッサーはクアルコム(Qualcomm)のSnapdragon 480 5Gを搭載。Snapdragonシリーズとしてはエントリークラスではあるものの、Snapdragon 480 5Gでは特にGPU性能が以前のモデルよりも強化されているので、画面のスクロールや切り替えといった操作もスムーズで、モッサリした印象は感じない。

 もちろん3D描画の多いヘビーなゲームはハイエンドのプロセッサーを搭載したスマートフォンにはかなわないが、2Dのゲームや映画やドラマのストリーミング視聴などは問題なしだ。

OPPO A55s 5Gのシステム情報

 メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GB。ストレージ容量が若干心許ないが、最大1TBのmicroSDXCも搭載可能。写真や動画といったデータはmicroSDに保存すれば問題ない。

 モバイル通信は5Gに対応し、4G LTEも含めた対応バンドは下記のとおり。5Gはsub6のみでミリ波には非対応。

通信方式 対応バンド
5G Band3/28/77/78
4G LTE Band1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41/42

 SIMは本体左側面のトレーから行う。ピンで押し出すタイプで、nanoSIMを2枚セット可能なデュアルSIM仕様だ。ただし、片方はmicroSDとの排他使用となっているため、microSDを装着する場合は、セットできるSIMは1枚となる。

SIMスロットはトレー式で片方はnanoSIMとmicroSDの排他使用

 ただしOPPO A55s 5GはeSIMにも対応している。

 1回線を物理SIMにして、もう1回線をeSIMで運用すれば、デュアルSIMかつmicroSDも使用できる。複数回線を使い分けたいユーザーにはピッタリの仕様といえる。

eSIMにも対応しており、マルチキャリアで運用しやすい

Aシリーズ初の防水防じん対応

 これまでOPPOのAシリーズでは、防水には対応していなかったが、今回のOPPO A55s 5Gでは、IP68 防水防塵規格に対応。屋外での使用中雨に濡れたり、キッチンなどの水回りで使っても安心。

 また有線イヤホンを接続すれば、FMラジオの番組も聴ける。radikoを使えばインターネット経由でもラジオは聴けるが、OPPO A55s 5GはFM波を受信して聴けるので、データ通信を消費しない。回線の契約が小容量データの場合は重宝する機能といえる。

FMラジオを受信できるアプリがインストールされている

便利な操作方法が多数あるColorOS

 OPPO A55s 5Gは、OSにAndroid 11を採用しているが、インターフェイスなどは独自のシステム「ColorOS」となっている。このColorOSは、通常のAndroid OSにはない、オリジナルの操作方法も多く、OPPO端末の人気のポイントともなっている。

 たとえば、スクリーンショットは、通常の電源ボタン+音量下げボタンだけでなく、 3本指で画面をタッチし、下にスワイプする操作 でも撮影可能。さらに3本指で長押ししてからスワイプすると範囲指定ができ、画面最下部までスワイプさせると画面をスクロールさせてそのぶんも1枚のスクリーンショットとして保存できる。

三本指で長押しをすると、スクリーンショットで保存する範囲を指定できる

 そのほか端末を持ち上げると自動で画面をオンにしたり、耳に近づけると自動で応答したりするモーション機能も装備。しかもそれぞれの機能はオン・オフの切り替えができるので、誤操作しやすい設定はオフにといったユーザーの使いやすいようにカスタマイズできる。

ジェスチャーやモーションは、自分が使いたい機能だけオンにできる

メインとしてもセカンドとしても使える

 ハイエンドモデルと比べると、物足りないスペックはあるものの、普段使いなら十分性能や機能を発揮できる「OPPO A55s 5G」。メインマシンとして使っても不自由さはないが、たとえば動画視聴や2Dゲーム用の2台目端末として活用するのもあり。SNSやメッセンジャーといった機能はメインマシンに任せて、趣味の用途はOPPO A55s 5Gに特化すれば、通知などで気を散らさず集中して楽しめるわけだ。

動画視聴用の端末として最適

OCN モバイル ONEの魅力とは

 「OPPO A55s 5G」を購入する場合、OCN モバイル ONEの音声対応SIMとセットにすると、導入コストを抑えられる。11月26日現在、音声対応SIMとセットで購入すると2万4668円となっている。

 OCN モバイル ONEの音声通話に対応した料金プラン「音声対応SIM」は、月額550円の500MB/月コース、月額770円の1GB/月コース、月額990円の3GB/月コース、月額1320円の6GB/月コース、月額1760円の10GB/月コースの5つから選べる。最低利用期間などの縛りもないので安心だ。電話料金は11円/30秒となっており、かけ放題オプションも「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」「完全かけ放題」の3つから選べる。そのほかにも端末補償、セキュリティ対策も必要に応じて選択可能だ。

 また、OCN モバイルONE は回線品質などの満足度調査で数多くの賞を受賞している。MM総研による2021年9月 MVNOネットワーク品質調査では「docomo回線通信品質 3期連続・総合1位」、RBB TODAY「格安SIMアワード2021上半期」では「セット購入部門(総合満足度)最優秀賞」という評価を獲得している。OCN モバイルONEなら快適な通信環境に満足できるはずだ。

 エントリークラスながら、普段使いには十分の性能を発揮する「OPPO A55s 5G」。メイン端末として音声通話もデータもしっかり使うユーザーから、2台目としてデータ通信や通話は抑えて使いたいユーザーまで幅広く対応できる端末だ。OCN モバイル ONEの料金プランは小容量から少し多めの10GBプランまで揃えており、多様な利用スタイルに応えられる内容。さらにかけ放題オプションもあるため、OPPO A55s 5Gの使い方にあわせた料金プランが構築できる。

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